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eclipseでRuby on Rails 16回目~ディフォルトDBはどこにある?~ [Ruby on Rails]

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当記事作成時の環境:Windows10 64bit、Eclipse4.5、Ruby 2.2.3、Apatana Studio3、RadRils

前回は、下記のコマンドを流すと何が起こるのかをし食べていました。
「bin/rake db:migrate RAILS_ENV=development」

結果、ソース上では「schema.rb」というテーブルの定義ファイルのようなものが作成され、
どこかにあるデータベース(以下、DB)テーブルが作成されているということまでわかりました。

今回は、どこにDBがあって、テーブルが作成されているのかを調べます。
調べていくと、どうやら下記のファイルにDBの情報が書かれている模様。
config/database.yml

20151229_No-00.png


中身を確認してみます。

まず最初にあるのが、defaultという情報。
内容は下記のようになっています。

default: &default
  adapter: sqlite3
  pool: 5
  timeout: 5000

20151229_No-01.png

この部分はDBの設定情報を定義しています。
それぞれの意味は下記のようになっています。

adapter: sqlite3
⇒使用するDBを定義している。ディフォルトではsqlite3を使用するようになっている。
pool: 5
⇒コネクションプールの同時接続可能数。5つのコネクションを同時に保持できる。
timeout: 5000
⇒タイムアウトまでの時間をミリ秒で表している。初期値は5000なので5秒。

ちなみに「&default」はこの設定値の別名を意味しているようです。


defaultの下には下記の3つの定義情報があります。
development=開発環境用DB
test=テスト用DB
production=本番環境用DB

各々の使用用途もざっくり書きましたが、何が違うのか、まではここでは調べません。
3つともDBの定義情報で内容も同じであるため、developmentを抜粋して中身を見てみます。

development:
  <<: *default
  database: db/development.sqlite3

20151229_No-02.png

1行目はDBの名前です。
<<: *default
⇒default設定値をこのDBに適用する。「<<」は矢印?挿入を意味しているみたいです。
database: db/development.sqlite3
⇒DBのデータファイルの場所。

ありました。ほしかった情報。
DBはディフォルトでdbフォルダのdevelopment.sqlite3に入っているみたいです。


config/database.ymlのディフォルト値について確認しました。
こう見ると、tomcatのcontext.xmlに定義しているResourceタグと似ているイメージ。
今後postgresSQLに変えていくため、その際にdatabase.ymlはいろいろ触ることになりそう。

何はともあれ、DBの場所が分かったので次回はDBの中身を確認したいと思います。





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